KMS日記
ウッドデッキ
こんにちは!
皆さんは、ウッドデッキに穴をあけ、そこを修繕しようと思ったことはありますか?
先日、庭で手入れをしていないウッドデッキを歩いているとまるでここは氷の上かというくらいつるつるで転んでしまい、3歳の息子が何やってるのと追いかけてきてさらに転んでしまい、二人そろって汚れてしまいました。
このままではいつかもっと大きなけがをすると感じた私は、ウッドデッキと玄関までのウッドデッキを掃除することにしました。
様々な文化が発達した現在、本来であれば、高圧洗浄のような機械で短時間で効率よく終わらせることができるのでしょうが、非常に残念ながらそのような最先端の製品は準備しておらず、一本のデッキブラシで果敢に戦うことに決めました。
やり始めて分かったことは、とにかく掃除をしていなさ過ぎて、苔の浸食が激しく、どれだけデッキブラシでこすっても取れないということです。
そしていまさらながら私は腰にヘルニアを持っているということです。
そこでホースで水を流しながらこすることにしました。そうすると少しスピードが上がります。
縦にこするばかりではなく、横向きにこすると落ちる苔の量も増えます。
縦横を繰り返し、少しずつ少しずつ頑張りました。
妻にも交替し援護射撃をしてもらいます。子供たちも手伝いますが、かなり力をかけないと取れないため、レクチャーをする分疲れます。
ここで気が付きました。
とても一日で終わる量ではない。
ここで勇気を持ち止める決断をしました。
別日。先日やったまわりをこすることにしました。
とにかくしつこい苔ですが、こすって奇麗にした個所は滑らなくなってきています。粘り強くやるしかないと思い、雨が降ろうが数日をかけ、デッキブラシをこすり続けました。
段々と苔が落ちている個所が拡がり満足感を味わっていたその時、突然足がずぼっと抜け落ちました。私が体重をかけていた個所の板が腐れて割れてしまったのです。
折角頑張って磨いていたのに、余計大きなことになってしまった。どうしようと悩みました。
しかしこのままにしておくと子供がここに脚を入れて大ごとになるかもしれないと考え、取り換えることにしました。
一応業者に頼むといくらになるかと相談したら、工賃など色々かかって10万円近くになるとのことでした。
どうしようかと悩みましたが、調べると素人でもできないことはないとのことなので、自分でチャレンジすることにしました。
まず板の長さを図り、くぎを打つところの場所をメモをしました。
それから販売店にいき、ウッドデッキ用の板1000円を買い、30円払って、所定の長さの212㎝で切ってもらいました。
それからはお店の工具を借りて、メモしてきた長さにしるしを正確に入れて、お店のドリルで穴をあけました。
最初はかなりぎこちない動きでしたが、どうにか穴をあけることができました。
そこから先日心に大きく穴が開いた、デッキブラシ作業の再開です。まだ磨いていない場所を少しずつ少しずつ磨き、床も穴が開かないように注意し、作業を進めていきます。
そしていよいよ、床の貼り変えです。
腐れて割れてしまった板全体のくぎを抜く作業です。
釘は打ったことはあるが、抜いた経験はほとんどなく、まずバールで試します。これが意外に難しく、とにかくやり続けるしかないということで頑張って抜きました。
次のねじを付けました。当初くぎを打とうと思いましたが、ホームセンターの人に相談したら、そりゃあ、くぎよりもねじの方が外れにくいし、余裕があるならステンレスのねじをお薦めしますよと言われました。さすがにステンレスのねじはかなり高かったので、失敗する可能性もあるので、多めにねじを買いました。
家に帰りいざ実践です。
以前買っていた、IKEAの電動ねじ回しを使ってやりましたが、思っていたほどパワーが足らずにほぼ人力で回すことに。
これが大変で、とにかく頑張って頑張ってねじをウッドにいれました。こんなことなら釘にしておけばよかったと何度も思いましたが、最後までやり抜きました。
そしてここから最後にペンキ塗りです。そもそもこのような事態になったのも、毎年防腐剤も入ったペンキを塗っていなかったことが原因です。
ペンキを塗らなければ問題が解決しないのです。
しかしペンキを塗るには確実に晴れている日でないといけないのです。どんなに自分の体調がいい日でも、晴れてないといけないのです。デッキブラシ作業と違い、雨の日では成果が全くでないのです。
ということでここからも、少しずつ少しずつ時間を制限して確実に晴れている日にペンキを塗っていき、漸くウッドデッキが復活しました。
いやーー大変だった。
今回あまりに何日もかかったので、履いていたストッキングは多いのですが、一番大変なねじ回しの日に履いていたストッキングは、シェード ブラックです。
効果はあったと思います。(多分)
皆さんももしウッドデッキに穴が開いたり、ペンキを塗る時が来たら、是非相談ください。