いまさら聞けないシリーズ

夏の野外活動の注意

夏は、海や山などで活動する機会が多くなります。
熱中症に気をつけている人は多いと思いますが、野外活動では熱中症以外にも、思わぬ病気やけがが起こります。
日焼けや虫さされなどを軽く考えていると、時に高熱が出たり、ショック症状などを起こして、命にかかわることもあります。
野外活動では、環境など様々な注意が必要で、活動前に服装や応急道具などの準備が大切です。また野外活動で病気やけがなどをしたとき、医療機関へ行くまでに時間がかかることもあるので、応急手当ても大切です。

○日焼け
紫外線(UV-A,UV-Bなど)は、過度に浴びると肌が傷むだけではなく、疲労や免疫力が低下し、熱中症や感染症などの発症にもつながります。
また最近の研究では、皮膚がんや白内障の原因の一つと言われており、適切な日焼け対策は、男女・年齢問わずに重要です。
軽い日焼けは、冷やすと改善しますが、水疱ができたり、発熱や全身の倦怠感などが伴う場合は医療機関を受診しましょう。
◇日焼け対策
・時期と時間:紫外線が最も強い時期は初夏で、時間は正午から午後2時頃までが特に要注意です。曇りの日でも注意が必要です。
・地面の反射:紫外線の反射は、地面の状況にも影響されます。特に、反射が強いのはアスファルト道路ですが、砂や土のグラウンドなどでも注意が必要です。
・身に付けるもの:帽子、サングラス、服装などは、紫外線の防止に効果的なものを選びましょう。
・肌が白い人:肌が白い人は紫外線に弱く、日焼けをすると赤くなり、シミ、シワなどができやすいので、特に日焼け対策が大切です。
・日焼け止めクリーム:日焼け止めクリームは顔だけではなく、肌を出している耳、首、腕、足などにも、たっぷりと数か所において、丁寧に広げて塗りましょう。クリームの効果は水泳で30分、ジョギングなどでは2時間程度のため、こまめに塗りなおしましょう。
・日焼け後の対策:日焼けした後は肌を冷却し、水分、ビタミンなどを補充して、さらに保湿などのアフターケアを行うのことも大切です。

○虫刺され
ウイルスや毒などをもった虫に刺されると、感染症やショック症状を起こします。草やぶなど虫の多い所では、長袖、長ズボンなどを着用し、虫よけスプレーなどを防護しましょう。
:蚊 デング熱
デング熱ウイルスをもった「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」にさされると、「デング熱」にかかります。デング熱は、東南アジアや中南米などの熱帯で流行している感染症ですが、2014年夏には日本でも流行して話題になりました。
症状は、蚊に刺されて2~7日間後、突然高熱が出て、頭痛、眼痛、全身の筋肉痛や関節痛、発疹などを伴います。蚊に刺されて数日後に発熱したら、自己判断で解熱剤などを服用すると、悪化させることがあるので、医療機関を受診しましょう。
:蜂 アナフィラキシーショック
スズメバチなど毒をもった蜂にさされると、初めてでも蜂毒の量や強い毒性により、命に関わることがあります。2回目以降は、アレルギー反応が起こり、血圧低下(顔面蒼白など)、意識障害、呼吸困難などのアナフィラキシーショック(ショック症状)を起こして命に関わるため、すぐに救急車を呼んで医療機関を受診しましょう。
★蜂に刺された時のアレルギー反応
・初めて刺されたとき:体内には、炎症や免疫反応などにかかわる肥満細胞(マストセル)があります。蜂毒(抗原)が体内に入ると、肥満細胞が反応して、抵抗する物質(抗体)が作り出されます。初めて蜂に刺されると、体にアレルギー反応を起こす準備ができます。
・2回目以降に蜂に刺されたとき:抗体ができた後に蜂に刺されると、入ってきた蜂毒と初めて刺されたときにできた抗体が反応し、急激に肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が大量に放出され、体内で強い反応が起きて、ショック症状が起こります。
:マダニ
野外に生息するマダニ類は、草むらや森林にいて、細菌などの病原体を保有しているマダニにかまれると、「日本紅斑熱」や「ライム熱」などにかかります。マダニは、真冬以外はかまれる可能性があり、皮膚に付くと口器を突き刺し、吸血します。無理に引き抜くと、マダニの一部が皮膚内に残ることもあるので、吸血中のマダニに気がついたときは、医療機関で処置してもらいましょう。
野外活動の休憩時など、草むらにじかに座って休むのは危険です。
・日本紅斑熱:リケッチア・ジャポニカという病原体を保有するマダニにかまれて発症します。北海道以外の全国に見られ、かまれて2~8日後に高熱、関節病、頭痛などが起こり、小さな発疹が全身に現れます。重症になると命に関わります。
・ライム病:ボレリア属の細菌を保有するマダニにかまれて発症します。主に、北・中部日本に見られ、かまれて数日から数週間後に傷口から赤い発症が広がり、リンパ節の腫れ、発熱、頭痛、筋肉痛などが現れます。重症になると髄膜賞、多発性、神経炎、不整脈、関節炎などが起こります。

○落雷
夏の雷は大気が不安定にときに、局地的上昇気流によって雷雲(積乱雲)が発症して落雷します。落雷は、雷雲がなくなるまで危険です。
落雷を受けると、数万アンペアにも達する超高電流が体に流れ、死亡することもあります。かすかでも雷鳴が聞こえたら、早目に頑丈な建物や車の中など安全な場所へ避難しましょう。
◇避難の際の注意
・グラウンド、屋外プール、砂浜などの開けた場所、山の尾根など高い所では、人に落雷しやすいので、特に注意です。
・近くに丈夫な建物や車がない場合は、電柱など高いもののてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、電柱などから4m以上離れたところに避難しましょう。
・高い木の近くは危険なため、最低でも気のすべての幹、枝、葉から2m以上離れ、姿勢を低くして、持ち物は体より高くつきださないようにしましょう。









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